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予備校の数学の授業について

予備校の数学の授業もはっきりいってあまり役には立ちません。というよりも役に立たないわけではないのですが無駄な時間が多いです。

私が予備校で受けた数学の授業は90分で大学の入試問題を3問解くというものでした。

たった3問です・・・。

しかも予備校の先生は予習をしっかりしてきなさいと言いますから、予習を1時間かけるとすると全部で2時間半で3問解く事になります。

たった3問です・・・。

私の書いた解法暗記の方法でやれば2時間半で10問は解けます。

約3倍です。

数学もどれだけの量の問題を暗記できるかが勝負の分かれ目です。前出の和田秀樹氏は難関大学の数学の問題を解くためには最低1000問は問題を暗記しないといけないと言っています。

例えば予備校で1週間に数学の授業を4講座とっていたとしてもそれで解く問題は12問です。これを1年間続けたとしても650問ぐらいしかできません。

しかも最初のほうにやっている問題は忘れてしまうので、実際に入試のときに頭の中に入っているのは500問ぐらいでしょう。

これでは明らかに問題数が足りません。

しかも予備校側も時間が足りないことがわかっているので、基本的なところは飛ばしていきなり応用から入ります。私が受けた最初の授業は4月なのに慶応大学の過去問から抜粋したものでした。

これでは授業は受けているけど何をやっているか理解できないという状態がおきてしまいます。このような状態になっている受験生は多いのではないのでしょうか?

以上が私が予備校の数学の授業をあまりお勧めしない理由です。あくまでも私の意見なので講座をとるかとらないかは皆さんの判断に任せますが、よく考えてみてください。

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