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数学で長考は意味があるか?

学校の先生や予備校の先生はよくこのようなことを言います。

「数学は自分で考えなくては駄目だ!!わからなくてもじっくり考えろ!!」

これにしたがって生徒たちは1問につき30〜40分ぐらい考えることがあります。

しかしこんなことをやっていては駄目です!!

1問にそんなに時間をかけていては他の問題を解く時間が足りなくなってしまいます。

数学は解法パターンを知らないと問題を解けません。解法パターンを知らないのに長時間考えても何の意味もありません。

じっくり考える必要があるのは解法パターンをある程度暗記した人だけです。なぜなら自分の頭の中にある解法パターンを組み合わせて使うのにじっくり考えることが必要だからです。

なので「まずは解法パターンを暗記し、ある程度暗記がすんだら入試問題レベルをじっくり考える。」

という風にやるのが一番効率がよいのです。

では解法暗記のときはどのぐらいの時間をかけるのが良いのでしょうか?

問題によっても多少異なりますが、大体1問につき5〜10分です。それでわからなかったらさっさと答えを見てかまいません。

この方法でやれば1問につき30分も考えていた人の3〜6倍の問題数をこなすことができます。この量の差が後で大きな差になってくるのです。

数学の実力はやった問題数の量に大きく関係しています。無駄な時間をできるだけ少なくして、多くの問題を解いてください!!

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