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受験生はあまり意識していないみたいであるが、数学の答案の書き方は意外と大事です。答案の書き方が下手だと減点までは行かなくとも採点者からの印象は悪くなります。
私は学生時代に答案の採点をするアルバイトをやったことがありますが、意味のわからない答案がたくさんありました。
特に多いのは独りよがりの文章です。自分ではわかっているつもりでも採点者には伝わらないことがあります。
また式だけしか書かれていないような文章もあります。接続詞などが全くなく、どうしてこのようなところにこんな式があるのかわからないことがあります。
数学の解答はメモではありません。きちんとした文章でなければならないのです。
答案とは採点者に対する手紙だと考えたほうが良いです。友達や恋人に手紙を書くときみたいに気持ちを相手に伝えることを意識して書きましょう。
これは普段から意識してやる必要があります。問題を解くときや模試のときに意識して書くことで、入試本番には無意識で書くことができるようになります。
まあ解法暗記のときに使っている「黄チャート」の解答を真似すれば間違えはありません。
また字は別に汚くてもかまいませんが(人によって差があるので)、できるだけ丁寧に書くようにしましょう。
答案の書き方を意識することは自分の実力アップにもつながります。ちゃんとした答案を書ける人はその問題を理解しているので実力がある人であるからです。
明日からちょっと意識して答案を書いてみましょう!!
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