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大学受験に1番必要なものと聞かれたら過去問(赤本)と答える人も多いでしょう。しかし多くの人が過去問の使い方を間違えています。
多くの人が過去問を受験の直前の1,2月に解き始めますが、これは何の意味もないです!!
なぜなら過去問はその大学の出題傾向を知るために解くものであるからです。決して自分の実力を試すものではありません。
もし入試の直前に過去問を解いて今まで勉強してきた範囲とまったく違ったらどうするのでしょうか?そこから対策を練り直すのでしょうか?
また直前にやってまったく点が取れなかったらどうするのでしょうか?落ち込むだけではないでしょうか?
それを防ぐためには過去問はある程度基礎ができている夏休みぐらいに解くのが1番いいのです。
第一志望の大学だけでいいからこの時期に過去問を解いておくことによって、自分の実力と志望大学との間にどれくらいの差があるのかがわかりますし、どんな範囲が出やすいのかがわかります。
もちろんこの時期に良い点数は取れるはずはないので落ち込む必要はないですし、復習さえしっかりやれば何の問題もないです。
また「過去問は受験勉強を始めたらすぐ解け」という人もいますが、これではある程度の基礎ができていないので解答を理解できずに逆に効率が悪くなってしまいます。
ほとんどの人は1学期に基礎的なことをやるので夏休みには大まかなことは理解しているはずでしょう。だからこの時期に1回過去問を解いておき、問題のレベルを知った上で2学期からの勉強をするのがいいのです。
夏休みは予備校の夏期講習などはとらずに、第一志望大学の過去問を5年分ぐらい解く事と1学期の復習に専念してほしいです!!
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