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まず、最初に国語はいかようにも得点を伸ばせる科目であることを認識してもらいたいです。

決して勘や感覚、適当な意識の元で問題を解答して答えを求められるものではない科目です。明確な解答へのプロセスや解答根拠を求められれば確実に得点が望め点を計算できる科目なのです。

現代文に関しては主に大学受験で使われる問題の九割（センター試験のみ小説が出てきますが解答へのプロセスは変わりません）は論説文です。問題の意図を性格に理解し文章から引き出せれば確実に正しい解答は得られます。答えは文章に絶対にあるのです！！自分で考えて憶測したりする必要はありません。

出来ない分からない人に限って文章の字面を追って読むだけで読んだ気になっています。文はただ読むものではありません。文から正確に情報を得て理解することで初めて文を読んだことになります。

文章を読むことに慣れてない人には酷かもしれません。しかし決して出来ないことではないし最初だけ苦労すれば後は楽に進めます。

古文に関しては助動詞や助詞、古文単語、古典知識など必要最低限の暗記知識は絶対に必要です。これをやらないことには残念ながら古文の得点アップは望めません。

たまに、必要知識は覚えているけど問題をいざ解くとなると解けません・・・なんて人がいます。気持ちは分かります、僕も同じでした。それを克服したのが問題量と正確な知識の引き出し方です。これを自分なりに考えられる人は絶対に克服できます。

古文は現代文に比べて比較的得点を安定的に望める科目であり計算できる科目です。大学によってだいぶ傾向が違いますし傾向を理解した上での勉強をすればいい科目です。是非挑戦して下さい。

漢文に関しては返り点や再読文字、句法などやはり最低限の暗記事項は必要です。

僕はセンター試験だけにしか必要がなかったのでセンター対策だけのことしか言えませんが極論からいいますと、「二週間あれば満点を狙える」科目なので捨てるのはもったいなさ過ぎます。

漢文に関してもいちいち書き下し文に直していたらきりがありません。センターの漢文は訓戒的な内容の文なので大体の文の流れを理解し質問箇所の文を正確に解読すれば点が取れるのです。