|
大学入試が直前に迫ってきたらどのような勉強をしたらいいのでしょうか?
多くの人が第一志望の大学の過去問を解いていると思いますが、これはあまり良い方法とはいえません。
なぜならその大学の過去問から今年の入試に同じ問題が出ることは絶対にないからです。
どうせ入試直前に勉強するのであったら今年の入試に出る可能性がある問題を解いたほうが絶対良いです。
ですから私の勉強法では夏休みや冬休みに過去問を解いておいたのです。あの時期に解いておけば大学入試に直前に解く必要はありませんし、その大学の入試の傾向もつかむことができます。
その代わりに大学入試の直前にやってもらいたいのは大学の予想問題集です。よく予備校で出版されているやつです。
これをやれば大学入試の本番に出やすい問題を解くことができますし、大学の入試の傾向に沿って問題を作ってあるので本番の入試のデモンストレーションになります。
センター試験の直前はセンター試験予想問題を、2次試験・私立入試の直前はその予想問題を解いて下さい。
物理に関しては直前にやってもらいたいことは2つです。
・大学の予想問題集
・今までやってきた参考書の復習
です。
大学の予想問題集は本番を意識して集中して解いて下さい。ちゃんと時間を計って、時間配分や問題を解く順番を考えて解いてみてください。
もちろん解いた後は全ての問題を暗記してください。
また今までやってきた参考書の復習は全ての問題を暗記するような気持ちで取り組んでください。できるだけ多くの問題の解法を頭の中に入れて本番を迎えないといけません。
物理は最初の基本的な問題を間違えるとその後の問題は全て間違えてしまうことになります。なぜなら物理では(1)の問題を使って(2)を、(2)を使って(3)の問題を解いていくからです。
ですから今まで以上に計算ミスやケアレスミスに気をつけて問題を解いてみてください。最後の追い込みですよ!!
トップページ>物理の勉強法>大学入試直前の勉強法(物理) 次(橋元本について)へ